ハネが危険ならノビ

こんばんは (*･ω･)*_ _)

今日は「ノビ」について書いていきたいと思います！
（級位者～初段の方向けの内容です）

前回と同様、白１とツケを打たれました。
この手に対しては手を抜いてはいけません ！
やはり「となりに来たらとなりに打つ」ようにします (*`･ω･´)

黒２が「ノビ」という手です。
自分の石を強くしながら、相手の石を閉じ込める手を狙っています。

ハネと同様、この手も良い手です！

ノビのメリット
①切られない
②閉じ込められない（相手の石より一歩前に進めるので）
③アタリにされにくい

ノビのデメリット
①ハネと比べて少し甘くなってしまうことがある

ノビを打っておけば、自分の石が閉じ込められることはまずありません。
ただし、ノビは攻撃的なハネと比べて少し甘くなってしまうことがあります (›´ω`‹ )

例えばこのように白に打たれると、ハネを打ったときより少し甘い結果になります。

ノビではなくハネで打つとこうなります。
前図と比べて白地が小さいのがわかると思います (´∇｀)

「ハネ」を打つと危ないときには「ノビ」を打つのが良い打ち方になります φ(･ω･*)
例えば、白５に対してさらに黒Ａと抑えるのは少し危険に見えます。
（実際にはここで黒Ａという手もありますが）

この場合は黒６とノビるのが良い手です。白７にも黒８とノビれば、相手の石をスミに閉じ込めることが出来ます (*`･ω･´)

一間バサミに三々に入る定石です。
白５のオシには黒Ｂとハネたいところですが、白１の石があるときに黒Ｂとハネるのは危険ですｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ

この場合も黒６とノビるのが良い手です。
黒石を強くしながら、白石に圧力をかけています。

この場合はどうでしょうか？ノビるのが良いか、ハネるのが良いか？ •́ω•̀)?

ノビで打つとこうなります。安全と言えば安全ですが、次図のハネと比べて甘くなります。

ハネで打つとこうなります。前図と比べて黒地が大きい上に、Ｃの断点も残ります (๑•̀ㅂ•́)و✧

なお、黒２を他の場所に打ってしまうのはよくありません！
石が接触している場所を放っておくと、その部分の戦いで大変不利になります。

まとめ
ノビはなかなか良い手ですが、ハネと比べると少し甘いところがあります。
ですから、なるたけハネることを考えて、危なそうだと思ったらノビるようにしましょう！